◆ 草原は
◆ 思わず
昨日から二日間にわたり和歌山市の小学六年生による林業体験が行われました。
自然観察と間伐体験の2班に分かれ、自然観察では植物の色や形を見たり、昆虫に実際に触れたり、鳥の鳴き声を聞きました。左の写真は奥ノ院の大杉に生えている苔をルーペで見ている様子です。
心地よい森林の中、教室では味わえない開放感を感じることができたでしょう。
間伐体験は、樹齢約25年、直径20センチほどの桧をのこぎりを使って伐りました。ヘルメットをかぶり森林に入り伐り方の説明を聞き伐採に挑戦しました。はじめは慣れなくて苦労する場面もあったが、木がギギギッと音を立てて倒れると、「やったー」と歓声が上がり満足そうな笑顔がこぼれていました。
(S)
◆ こんなところで
先ずは奥の院の入口、一の橋にてインストラクターから森林セラピーについての説明、ストレッチが行われ、2班に分かれ出発。
奥の院は樹齢200年から600年のスギを中心に鬱蒼とした森が約2.5kmも続きます。
ここのスギは、江戸時代に高野山を訪れた各地の信者様が地域のスギを持ってきて記念樹として植栽されたものと考えられています。よくみるとその形も色々、枝が大きく張ったスギ、枝が垂れ下がったスギ等スギを見ているだけでも飽きません。また、そのスギに守られるように多くの生き物たちが暮らしています。
インストラクターから、ムササビの巣穴や苔などの説明を受けながらさらに奥へと進んでいきます。
朱印帳やお守りなどを販売しているお堂や、お茶の無料接待をしている休憩場(茶場)など4棟ほどの建物が軒を並べています。
ミソサザエの囀りがお堂の屋根より降ってきます。
茶場で、トイレ休憩とお茶の接待を受けます。
弘法大師が入定された御廟にお参りし、黒河街道を通り三本杉へと向かいます.。
三本杉を通りスギ、コンクリートの橋を渡るとヒメシオンが咲きモンシロチョウによく似たスジグロシロチョウが吸蜜に訪れています。ふと川茂に目をやると、オタカラコウにミヤマカワトンボのオスが縄張りを見張っています。
せせらぎの音を聞きながら奥に進みます。ここ数日続いた晴天でカツラの甘い匂いが強くなっています。
囲炉裏のある小屋で昼食を終えた後は、いよいよ森呼吸です。ハルニレの大木やカツラの林床でゴザをひいて、腹式呼吸を。その間スタッフは、お湯を沸かしコーヒー、お茶の準備。
コーヒーを飲み再び黒河街道を通り奥の院方面に
途中左に折れて隠れ谷林道を摩尼山方面へと進みます。
モミの大木が数本、その林床にキツリフネの群落が。キツリフネは、ホウセンカの仲間で花もよく似ています。
その後、車道に出て中の橋方面に、玉川の岸にはユキノシタやオオバギボシが今を盛りと花を咲かせています。
鬱蒼とした旧墓地とは対照的に明るい公園墓地を通り中の橋につきました。ここでクールダウンのストレッチを行いお別れの儀式です。
心配した雨も降らず、14,16日と楽しんで、そして森での森呼吸で、リラックスしていただけたと思います。そして、NHK文化センターの木村先生、吉田様お疲れ様でした。少しハプニングがありましたが、やがてはそれも楽しい思い出となるでしょう。 (N)
花の咲いていた植物及び動物達
キツネノボタン・ウマノアシガタ・イヌショウマ・ヤマトウバナ・キュウリグサ・ウツボグサ・ノリウツギ・ドクダミ・ヤマアジサイ・キツリフネ・オオバギボウシ・ユキノシタ・アジサイ(植栽)・ガクアジサイ(植栽)
スジグロシロチョウ・チャバネセセリ・ミヤマカワトンボ・ニシカワトンボ・シジュウガラ・キビタキ・オオルリ・ウグイス・ソウシチョウ・ミソサザイ・イカル・キジバト
◆ 枯れ松伐採
◆ 甲虫の形
三本杉前の広場に車をつけると、ウグイスの囀りが間近に聞こえ、遠くからはクロツグミの朗々とした囀りが聞こえてきます。
三本杉は三本の巨木が寄り添うように古道の傍らに立っているためにつけられた通称です。この杉の前は、広場になっており、自家用車なら20台近くは停められます。
さて、三本杉の横のフェンスを通り抜け、左手に直径2m程もある杉の巨木2本を見ながら古道を奥の方に進んで行くと、道ばたにはドクダミの清楚な花の群落がみられます。薄暗い林床にはキツリフネやヤマアジサイの花もポツポツみられます。
街道杉に囲まれた薄暗い道を200m程歩くと道が二手に分かれています。右に進むと街道で、九度山町の黒河の集落(廃村)を通り大和、河内街道へと続きます。
左手の道を進みます。コンクリートの橋を渡ると 少し明るくなってきます。このあたりには8月までよくカワトンボの姿をみることができます。今日も葉の上にとまって近くを飛ぶ昆虫を狙っています。
50mも歩くと右手にシラカバやカツラの広葉樹の林が広がり、左手は手入れの行き届いたスギ林となります。この杉林は最近まで間伐作業をしており、スギの香りが漂ってきます。
右手に小屋を見ながらさらに奥に進むと、左手に小さな池が現れる。この池の周りのミズナラやサツキにはモリアオガエルの卵塊がぶら下がり、池の中にはオタマジャクシやイモリが泳ぎまわっています。時々カエルを狙ってヘビも現れるが、今日は、その姿を見ませんでした。そろそろ、モリアオガエルの産卵時期も終わりに近づいているようです。
本日は、ここでユーターンして来た道を50m程戻り、新たに造られた歩道に入ります。2年前に間伐した林内は、当初はあれた感じでしたが、下草も生え落ち着いた感じになっています。ヤマアジサイの花を見ながら200m程登ると峠に着きます。峠には、丸太で椅子が造られており、一休みには、調度いいのですが、今日は、時間が無いので休憩せずに先に進みます
谷からは、キビタキやミソサザエの美声が聞こえて来ますが、深い緑でその姿を見ることができません。蕾のつけたモミジガサの群落を抜けると道は平らになり小さな橋のたもとには、クリンソウが種をつけています。クリンソウは5月にピンクの花を咲かし人気のある山草です。
その先で道は二手に分かれているが、右にとり短縮コースを。橋を渡り10m程進むと女人道にでます。足元には、ウツボグサ、イヌトウバナが咲いています。女人道を左に進み一本杉を通り過ぎると前方に車道が見えて来ます。
その車道を左にとり5分足らずで、車を置いた地点三本杉 に到着。
本日歩いたコース (約2km 所要時間 1時間)
三本杉→黒河街道→旧苗圃→一本杉→三本杉
花を咲かせていた植物
ヤマアジサイ、ドクダミ、キツリフネ、シロツメグサ、ムラサキツメグサ、ヒメシオン、イヌホオズキ、イヌトウバナ、ウツボグサ、シラキ
注意
三本杉のフェンスは車止めです。人は、歩きなら横から入れるようになっています。
一本杉から三本杉までの車道は車の通行量が多いので注意して下さい。
(N)
■研修会スタート
5月に、森林セラピーインストラクター研修会が行われました。
ルートは極楽橋から不動坂を上がり、コウヤマキ群落保護林→女人堂ルート→一本杉→子継地蔵→三本杉のルートです。
個人ではたまに通る不動坂ですが、インストラクターの説明を聞き自然観察をしながら、登ると新たな発見がたく さんありました。
■シャガ(アヤメ科)
名前を知らなかった花でも、名前を知ると、愛着がわきます。極楽橋を渡ると、歩道脇には、シャガの群生がありました。
■手紙の送り主
その近くにいたオトシブミの成虫です。
Y.I
◆ 桜の古木

金剛峯寺前庭の桜の古木です。この桜には名前の分かる植物だけでも、桧、高野槇、石楠花が天然に生えています。自然はすごいですよね、いのちはみんなつながってるんですよね。









